世界で大人気の魔法小説「ハリー・ポッター」の世界を舞台にしたオープンワールドゲーム「ホグワーツ・レガシー」がついに昨日(2023年2月10日)発売されましたね!
当方もハリポタは大好きで、原作小説は勿論全巻読みましたし、映画も全作2回ずつくらいは観ました!
「ホグワーツ・レガシー」は事前情報を見ていた時から注目していて、早くやりた~い!とワクワクしていました。
グラフィックや細かいゲームシステムなど細部まで原作の世界観を愛をもって再現されていて、ハリポタファンは勿論、ハリポタを知らなくても楽しめると思いますし、間違いなく今年リリースのゲームの中でトップランクに入る注目ゲームとなるのではないかと思っています。
さて、ゲームに関する情報はすでに各所でリリースされていて、プレイ動画も沢山あがっているので、ゲーム内容についてはそちらを見ていただくとして、このブログでは海外を中心に本ゲームに寄せられているレビューをまとめてみました。
まだゲームをプレイされていない方や購入を迷われている方は是非参考に、あるいは、ゲームを既にプレイされている方は共感できる・できないところなど楽しみながら読んでいただければと思います!
(*ご注意:英訳はある程度ざっくりした意訳も含みますので予めご了承ください)
なお、海外レビューは、PS5版へのレビューです。メジャーなレビュー収集サイトであるMetacriticから引用・翻訳しています。
- Metacritic総合評価
- Gaming Age 100/100点
- PlayStation Universe 95/100点
- Softpedia 90/100点
- PlayStation LifeStyle 90/100点
- Game Revolution 60/100点
- Digital Trends 50/100点
- まとめ
Metacritic総合評価
まずは総合評価(各社のレビューを平均化したもの)を見てみましょう。
ユーザースコア 9.1/10(ベースレビュー数1366件)
圧倒的に高いですね!特にユーザー評価は、1366件のレビューがあって9.1ですから、ほぼ全てのユーザーの満足度が非常に高いことがうかがえます。
Critics(要するに、批評家)のレビューは67件です。うち、59件は「好評(Positie)」、残る6件が「Mixed(賛否両論)」です。「不評(Negative)」が一件も無く、こちらも非常に高い水準です。
Gaming Age 100/100点
ここから、個別のCriticsのレビューを見ていきます。
まずはGaming Age、100/100点をつけています!
主なポイントは以下の通りです:
- もしも貴方がホグワーツからの入学許可証をもらえたら…と夢見ていたり、あるいは何時間もファンタジーの世界に漬かりたいと思っているなら、このゲームがその夢を叶えてくれるだろう。
- 原作とゲームならではの独創性がうまくブレンドされたストーリー。
- 完全にホグワーツの生徒になった気分になり、サブクエストですら没入感を高めるアクセントになっている。
- バトルの操作性も申し分ない。
- 2023年に本作以上のゲームが出てくるとは思えない。
PlayStation Universe 95/100点
PlayStation Universeは95点です。非常に高い水準です。
レビューの主なポイントは以下の通りです:
- 圧巻のシナリオ、特徴ある愛すべきキャラクター、素晴らしい戦闘システム。
- 原作への愛だけではなく、ゲーム自体のオリジナリティもしっかりあり、ハリポタファンでなくとも十分に楽しめる。
- 敵キャラクターには弱点や特定の魔法でないと解除できないバリア持ちなどがおり、戦略性が求められるが、慣れてしまえば操作には問題なく戦闘がとても楽しくなる。
- 残念ながらいくつかの授業はカットシーンが流れるだけでプレイヤーが「参加」することはできないが、初めのほうのチュートリアル要素を含む授業では操作を学びながら、実際に「参加」しているような気分になれる。
- オープンワールドの自由度が非常に高く、満足できる。
Softpedia 90/100点
Softpediaは90点をつけています。ゲームのすばらしさについて触れたうえで、一部のマイナスポイントについても書かれています。
主なレビューの概要は以下の通りです:
- 新しい呪文を覚えるために授業に出席することでメインストーリーが進行するのと並行して、サブクエストで習った呪文の使い方を覚えることができるので、混乱が少なく進めやすい。
- 一部のキャラクターが非常に特徴的。
- ホグワーツ内のマップは圧倒的に素晴らしい。
- タレントツリーの進め方により一部の魔法の効果が変化し、成長の組み合わせはほぼ無限大。呪文が数多く存在するため、敵に合わせてしばしばショートカットやコンフィグ設定を調整する必要がある。
- グラフィックとキャラクターボイスが素晴らしい。
- 敵のバラエティーが少ない、ロード時間が若干気になる、マップが使いにくい。
PlayStation LifeStyle 90/100点
PlayStation LifeStyleは90点をつけています。レビューの主なポイントは以下の通りです:
- オープンワールドの世界は非常に広大で、ホグワーツの中だけですら、何時間プレイしていても常に新しい発見がある。
- 原作の世界観に忠実で懐かしい気持ちになると同時に、このゲーム自体の独創性もあり、ゲームはゲームならではの素晴らしい体験が可能。
- メインストーリーはプレイヤーキャラクターに焦点があたったものになっているが、それ以外のサブクエストや他キャラクターとのコミュニケーションは、一部を除いてプレイヤーの性格・態度等を反映したものにはなっておらず”実際にコミュニティの輪に入っている”感が薄い。
- 魔法生物との出会いや、拠点のカスタマイズなどのサブ要素は、程よい進行度でアンロックされるため、やるべきことが多くなりすぎたり、逆にやることが無くなってしまうようなことが起こらない丁度良いバランス。
- 戦闘システムは思っていたよりも魅力的で楽しい。
Game Revolution 60/100点
ここからは比較的低めのレーティングをしているレビューをみていきます。
Game Revolutionは60点と、やや低めの点数です。
レビューの主な概要は以下の通りです:
- 原作と異なり、ゲーム内のキャラクターは(プレイヤーキャラクターも含めて)淡白で記憶に残りにくい。
- 所属する寮を自由に選ぶことができるが、どの寮に所属してもほぼ変わりばえしない。ほかの生徒も、スリザリンであれ、グリフィンドールであれ、性格・タイプに大差が無い。
- 全てのハリポタ要素を詰め込んでいる。ホグスミート村のすべての店に入ることができるし、薬草学から闇の魔術まであらゆる授業が存在するし、禁じられた森にも入ることができる。魔法界に少しでも興味があるならば、このゲームはプレイヤーを興奮させてくれる。
- 色々なことができるが、”意味のある”かたちで使われている要素はごく一部しかない。例えば、箒で空を自由に飛ぶことはできても、クィディッチはできない。
- 戦闘は非常に面白いが、難易度はそう高くなく、ワンパターンになりがち。
Digital Trends 50/100点
最後に紹介するのは、今回Metacriticsで最も低い点数をつけたDigital Trendsです。
レビューの主なポイントは次の通り:
- 良い点:ホグワーツのデザインが素晴らしい、空を自由に飛ぶのが楽しい、豊富な呪文を使うことができる。
- 悪い点:ストーリーが微妙、つまらないオープンワールド、単調な戦闘。
- ペルソナシリーズやファイアーエンブレムのように”学校生活”の要素をうまくゲームに織り込めておらず、サブクエストのシリーズで終わっている。
ネガティブ要素が多いものの、他の名作ゲームを引き合いに出しながら、わりと合理的なレビューをしているように感じます。
一部は、ゲームのシナリオに関わる部分もあるようなので、ここでは多くを紹介しませんが、関心があれば原文を読んでいただければと思います。
まとめ
海外レビューは多くが高評価で、プレイヤーの満足度も非常に高いことがうかがえます。
原作に忠実な世界観や、豊富な呪文を駆使した戦闘も面白い、広大なオープンワールドの世界で新しい発見があり楽しい、といったところが高評価のポイントのようです。
他方で、戦闘の難易度が低く単調になりがち、プレイヤーキャラクター含めキャラの特徴が薄いといったマイナスレビューもありました。原作を知っていると、どうしても主人公であるハリー・ポッターはじめキャラクター達が魅力的で、ゲームのオリジナルキャラクターの色がかすんでしまうのかもしれませんね…
当方はまだ買えていませんが(夏頃にSwitch版でプレイしようかと画策中)、はやく魔法界にどっぷり漬かってみたいです…!