トリケラトプス~ぷ -まったり ゲームブログ-

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ポケモン新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」評価・レビュー(ポケモンSV)

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10数年ぶりのポケモンはやはり楽しかった!大満足!

ポケモンの最新作「ポケットモンスター バイオレット」を発売と同時にプレイし、そして先日クリアしました。

最後にポケモンをプレイしたのは「ポケットモンスター ブラック2」以来で、あれは2012年の発売らしいので、実に10数年ぶりのポケモンということになります。

昔のドット絵中心のビジュアルから、CGビジュアルになり、テラスタル(*ポケモンを結晶化させて任意のタイプに変化させることができるシステム)とかいう新要素も追加され、時代の変化についていけるのか正直心配でしたが、約2ヶ月どっぷりハマり、心の底から楽しむことができました。

総じて大満足、めちゃくちゃ楽しかったので、良かったところを中心に感想をまとめてみたいと思います!

(*注1:上記の通りポケモンをプレイするのはポケモンブラック2以来ですので、ポケモンX/Yやサン/ムーン、ソード/シールド等は未知の世界です。その前提でお読みくださいませ。)

(*注2:壮大なネタバレは入れていませんが、ゲーム内の固有名詞、ハッピーエンドか否か等のざっくりしたポイントには触れています。未プレイの場合はご注意ください。)

良かったところ1:圧倒的没入感

パルデアという仮想の世界で暮らす主人公になりきって、広大な世界を好きなポケモンと一緒に自由に旅をする…非常に高い没入感を楽しむことができたのが当方にとっては最大の驚きであり、魅力でした。

今作が「オープンワールド」と言えるのかどうかはネットを中心に様々論争があるようですが、(野生ポケモンやトレーナー等のレベルによって実質的な制限はありながらも、)予めプログラムされた”一本道”ではないという意味においてはたしかに”オープンワールド”と言って差し支えないのではないかと個人的には思います。

目的地設定も自由なので、最初は野生のポケモンやトレーナーにビクビクしながらおそるおそる進んでいました。…で、手持ちのポケモンがレベル10代なのに、いきなりレベル30弱のビークインに遭遇したり、トレーナーの手持ちがやたら多くて苦戦したり…と苦労することも多々あったわけですが、考えてみればそれも含めて冒険で、試行錯誤しながら進めていくのがゲームの醍醐味でもあると思っているので、今作の”オープンワールド”には何ら違和感がありませんでした。

むしろ、道端のポケモンたち(しかも、ポケモンによって歩き方など生態が異なる)の様子を楽しみながら歩いたり、街並みや地形が異なるエリアに進んだときはちょっとワクワクしたり、初めて遭遇するポケモンを見つけるとドキドキしたり、新しいモノやコトに出会ったときの驚き、楽しさ、嬉しさ、そういったものを純粋に楽しむことができて本当に楽しかった!

CGの粗さはたしかに各所で目立ちましたし、それが没入感を邪魔している部分もあって残念ではありましたが、それでも、昔のドット絵中心のポケモンしか知らない、普段も基本ドット絵のレトロ/インディーズゲームしかプレイしない当方には十分だったと思います。

夕方に海沿いや高台から見る美しい夕日や、夜に空を見上げると見える満天の星空、心安らぐ竹林や雑木林、BGMと相まって今作で一番気に入ったオージャの湖、100万ボルトの夜景…などなど、ゲームの中で数々の美しい絶景スポットを巡れるなんて最高すぎました。

この没入感の高さが、今作で一番良かったと思った点です。

良かったところ2:すべてが丁度よいストーリー

ストーリーも、子供向けすぎず、かといって小難しすぎず、この世界観にピッタリのすっきりしたシナリオでとても楽しかったです。

従来のポケモンと同様にジムバッジを集めながらライバルと切磋琢磨みたいなルートはもちろん、「スターダスト・ストリート」ではある人物の正体など、中盤多少謎や伏線があったり、「レジェンドルート」でも冒頭はペパーくんの目的が少し謎だったりと、続きが気になって頑張ってゲームを進めたい!と思わせるような魅力的なシナリオでした。

当方は感受性豊かなので、終盤は感情移入して涙する部分もありましたが(笑)、最後はすっきり大団円で、これまた良かったと思います。

発売前の事前情報では「3つのルートが存在する」とのことだったので、どれか1つでもクリアしてしまったらその時点でゲームクリアになってしまうのか?複数エンディングなのか?と少し懸念していましたが(*当方は全部ちゃんと綺麗に舐めるようにクリアしたいタイプ)、最終的には3つのルートが一本に収斂するという展開もとってもグッドでした。

ポケモンバトルや育成だけではなく、きちんとストーリーも楽しめ、一つのゲームとして完成度は高かったように思います。

良かったところ3:やはりポケモンが可愛い!かっこいい!

これは旧作からずっとそうですが、やはりポケモンが可愛かったり、かっこよかったりして、ゲームをプレイする中でちゃんと愛着が湧くというのが凄い点だと思います。

しつこいようで恐縮ですが、単にゲームの中のコマとしてポケモンが存在しているのではなく、プレイを通じて、この”ちゃんと愛着が湧く”というのがポイントだと思います。

ちなみに、育てたいポケモンがめちゃくちゃ出てくるので6匹のパーティーに絞るのはなかなかに至難の業でしたが、私の最終的なパーティー(*ザ・ホームウェイをクリアした時点でのパーティー)は、以下の通りでした❤

①パーモット(可愛いし技構成含め色々便利)

②ソウブレイズ(技構成含めめっちゃ便利)

ヌメルゴン(正直あまり出番なし、結局ほぼマスカーニャ対策要因)

④デカヌチャン(可愛い)

ブロスター(特性のメガランチャーが結構優秀)

⑥ブリムオン(可愛いけど遅すぎた…)

特に今作の新ポケモンでもあるパーモットとソウブレイズには大変お世話になりましたが、どのポケモンも本当に魅力的で、ワールドをふらふらしているだけで色々なポケモンに出会えて本当に楽しかったです。

総合的に満足だけど…「ただしレイド、テメーはだめだ

とても楽しかった今作ですが、それでもやっぱりプレイするにあたって支障を来すようなバグもあり、どうしても許せなかったのは…テラスタルレイドです。

あれは、テストプレイしてよくGOが出せたな…と思うレベルでひどかったと思います。

星1~3はまだしも、星4~6ともなるとゲームとしてもはや成り立たないレベルで壊滅的なバグ、ディレイが生じ、苦痛でした。

■敵の行動が優先されこちらのコマンド入力ができない、場合によっては敵のデバフかき消し・シールド・味方のバフかき消し・テラスタルチャージかき消しが続き「ずっと敵のターン」みたいになる

■敵の体力ゲージがおかしい(与えたダメージよりもゲージが大きく減ることがあり、「倒した!」と思いきやまだ全然生きてるみたいなことが頻発)

■ソロだとかなり厳しい場面が多い(ポケモンが昔から友達などとの通信プレイを推奨していることは理解しつつも、夜中に遊ぶことが多く友人も少ない社会人にとっては基本ソロが最も良いのに…)

■レイドで使える型・ポケモンが実質限定されており、つまらない

などなど、とにかくレイドだけは全く面白くなかったどころか、ストレスが貯まるばかりだったところが残念でした…。

他にも、ボックスの確認にやたら時間がかかる、ポケモンの性格の分布にムラがある疑惑(気のせいかもしれませんが、今回やたら「まじめ」「すなお」「がんばりや」「てれや」等特徴のない性格のポケモンが多くて、孵化厳選に疲れました…)など、気になる点もありましたが、それより何よりレイドだけは大問題だったと思います。

総じて、大満足!楽しかったです!

不満点もありましたが、それでも久々のポケモンはやはり楽しく、クリアするまで毎日少しずつ夢中でプレイしました。これだけ長く続くシリーズでありながら、世界観やワールドの作り込みが大変巧妙で、やはり世界中で愛されるだけあるなと思いました。

久々に童心に帰って、良いゲーム体験ができたと思います。