「Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)」は、アプリをインストールしたスマートフォンを枕元に置いて眠るだけで、睡眠の時間やパターンなどを計測・記録してくれる睡眠計測アプリです。
しかし、普段二人同じベッドで眠るカップルや夫婦の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)」が二人同じベッド(ダブルベッドなど)に寝ている場合でも正しく計測できるのかについて検証した結果をまとめました。
ポケモンスリープを使ってみたいけどダブルベッドなどでも使えるのか知りたい方、既に二人同じベッドで使っているけど正しい計測ができているのか不安な方など、是非参考にしていただければと思います。
ポケモンスリープで正しく計測するコツ
ポケモンスリープの使い方は非常にシンプルです。
アプリをインストールしたスマートフォンを枕元に置いて、眠るだけ。
それだけで、睡眠の長さや入眠のタイミング、睡眠の深さ、パターン、睡眠中の音声などのデータを自動で計測・記録してくれます。
日々の睡眠データを正確に記録するためには、以下のポイントに留意する必要があります。
スマホの充電をつないだままにする
睡眠中にスマホの充電が無くなってアプリが停止してしまうことがないように、寝ている間はスマホの充電をつないだままにしておく必要があります。
寝ている間に充電が完了した後もスマホをつないだままにしておくことを心配される方も多いかと思いますが、最近のスマホには必要以上に充電を行わずにバッテリーの持ちを良くしてくれる機能も備わっています。
そういった機能をオンにして、寝ている間も充電をつないだままにしておきましょう。
ベッドや敷布団の”上”にスマホを置く
スマホは枕の上ではなく、ベッドや敷布団などの”上”に置くようにしましょう。
寝返りなどの動きをとらえて睡眠データとして記録する仕組みになっているので、身体が動いたときの振動が正しく伝わる場所に置いておく必要があります。
枕の上や体の上などに置いてしまうと、正しい振動が計測できなくなってしまいます。
また、掛布団や枕でスマホを覆ってしまうと、熱がこもってしまいスマホの故障などにつながる恐れがありますので注意が必要です。
アプリをスリープや画面OFFにせずにそのまま端末を伏せる
アプリ内で「ねむる」を選ぶと計測モードに移行します。
その後は、アプリを閉じたり、画面をオフにしたりせず、そのままスマホの画面を下にして枕元に置きましょう。
伏せると画面は自動的に暗くなり、低消費電力モードに切り替わるようになっているので、無駄にバッテリーを消費することはありません。
ポケモンスリープは二人同じベッド(ダブルベッドなど)でも使える?
ポケモンスリープは二人同じベッドに眠る場合でも使えるのでしょうか。
結論から言うと、使えます。二人同じベッドで寝たとしても計測は可能です。
筆者は普段家族と同じベッドで寝ていますが、基本的に問題なく使えています。
計測もそこまで乱れることはなく、ほぼ正確な計測ができていると思います。
ただし、ベッドの大きさにもよると思われ、ダブルベッドだとやや厳しいかも知れません。
クイーンサイズ以上なら問題なく計測可能だと思われます。
二人同じベッドでポケモンスリープを使って正しく計測するためのポイント
二人同じベッドで寝ている場合にはいくつか事前に注意しておくべきことや、意識するべきポイントがあるのでご紹介します。
スマホは計測者側に置くようにする(二人の間に置かない)
二人同じベッドに寝ていても正しく計測するためには、スマホを必ず計測者側に置くようにする必要があります。
二人の間に置いてしまうと、両方の体の動きを拾ってしまうので、できるだけ計測者側の体の動きのみを計測できるように、もう一人からは遠ざけておきましょう。
二人の身体をくっつけて寝ない
お互いに抱き合ったり身体をくっつけて寝てしまうと、両方の身体の動きを計測してしまうので、正しく計測するためにはそれぞれ身体を離して寝る必要があります。
睡眠中の音声は二人分入ってしまう
ポケモンスリープには、いびきや寝言など睡眠中の音声を自動で録音・記録してくれる機能がついています。
この機能は一定の音量を超えた音を記録する仕組みになっていますが、同じベッドに寝ている場合、二人分の音を拾ってしまいます。
自分だけのいびきや寝言だけでなく、もう一人のいびきや寝言も自動で録音されてしまう点には留意が必要です。
ベッドは大きいほうが正確な計測につながりやすい
ダブルベッドよりもクイーンベッド、クイーンサイズベッドよりもキングサイズベッドの方が正確な計測がしやすいです。
どうしても二人の距離が近いと、二人分の動きを計測してしまいますので、なるべく二人の間隔が離れていた方が正確性につながります。
ただし、これまで筆者が実験したところでは、ダブルベッドだとややズレがあるように思えましたが、クイーンサイズベッドではほぼ問題なく計測できているように思いました。
二人の就寝時間や起床時間が大きくずれる場合には特に注意が必要
ポケモンスリープでは入眠時間を記録したり、起床時に眠りが浅いところで起こしてくれるスマートアラーム機能がついていたりします。
こうした機能は、計測対象となる人の睡眠時の動きを検知して発動するため、二人同じベッドに寝ている状態では必ずしも正確に発動しない場合があります。
特に、二人の就寝時間が大きくずれている場合、計測者がもう一人よりも”後”に就寝する場合はほぼ問題ありませんが、計測者が”先”に就寝する場合はもう一人が就寝する際の動きを検知してしまうため、計測が乱れることがあります。
また、起床時にも、計測者が”先”に起きる場合には問題ありませんが、計測者が”後”に起きる場合では、既に起床したもう一人の動きを検知してしまう可能性がありますので、こちらも注意が必要です。
なるべくそっと動いてもらうようにお願いしておくと良いと思います。
ただし、我が家の場合、筆者の方が”後”に起床することが圧倒的に多いですが、特に計測に問題があったように思ったことは今のところありません。
スマホを計測者側に置いておけば、よほどの大きな振動が無い限り、ほぼ正確な計測が可能なのではないかと思われます。
まとめ
「Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)」では、二人同じベッドに寝ている場合でも概ね正しい計測ができているものと考えられます。
ただし、ダブルベッドだとややズレが生じる場合がありましたので、クイーンサイズ以上の広いベッドのほうがより正確な計測につながるように思いました。
また、スマホは計測者側に置いておく、二人の身体は離して寝るようにする、就寝・起床時間が大きくずれないほうが望ましいなど、いくつかのポイントを意識して使うようにするとより正確な計測ができるかと思います。
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睡眠タイプには「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3種類があり、睡眠の深さや過去データとの比較によって決定されます。
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