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【Back to the Dawn】動物世界の刑務所脱出ゲームが面白すぎた!デモ版レビュー・感想

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Steamで2023年に配信された刑務所脱出アドベンチャーゲーム「Back to the Dawn」のデモ版をプレイしてみました。

タイトル Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~
プラットフォーム Steam
発売日 2023年
おすすめ度 ★★★★★
おすすめポイント ・個性豊かで可愛いキャラクターたち
・めちゃくちゃ自由度の高い囚人生活
・戦略性の高い謎解きアドベンチャー

結論から言うと、めちゃくちゃ面白かった!!

ドット絵の作りこみや、個性豊かで可愛いキャラクターたち、先が気になって引き込まれるストーリーなど、デモ版にも関わらず全てが本当に素晴らしかったです!!

この記事では、動物の世界で刑務所から脱出を目指す謎解きゲーム「Back to the Dawn」のデモ版をプレイした感想と、このゲームの魅力、グラフィックやゲームシステムについて紹介します。既に公式から発表されている以外のネタバレはほぼありませんのでご安心ください。

「Back to the Dawn」が気になっている方、デモ版をまだプレイしていない方も既にプレイした方も、是非こちらのレビュー・感想記事を参考にしていただければ幸いです。

「Back to the Dawn」はどんなゲーム?

「Back to the Dawn」は動物たちが人間のように暮らす世界で、無実の罪で投獄された主人公が刑務所からの脱出を目指すアドベンチャーゲームです。

ストーリーは、記者のキツネ・トーマス(この時点で既に可愛い)が、街の有力者の悪事を暴こうと奮闘していたところ、陰謀によって無実の罪で刑務所に入れられてしまうところから始まります。

ゲームのメインパートでは、親友の弁護士と協力しながら、刑務所の中で事件の手がかりを集め、何十人もの囚人たちと一緒に刑務所生活を送ることになります。

囚人たちはみな動物だ。一人一人個性豊かで、キャラが立っている。

囚人たちと仲良くなると、アイテムを取引できたり、色々な情報をもらえたりとゲームの進行にも影響してきます。

模範囚として大人しく平和に過ごすのか、あるいはトラブルを起こしまくるのか、進め方もプレイヤーにゆだねられていて非常に自由度の高いゲームです。刑務所の中でできることは沢山あるので、刺激的なムショ暮らしができちゃいますよ笑!

ちなみに、現時点のデモ版ではキツネ主人公で進めることになりますが、今後複数のプレイアブルキャラが追加され、それぞれのストーリーが実装されるようです。楽しみですね!

「Back to the Dawn」デモ版のおすすめ・感激ポイント

ストーリー、キャラクターがめちゃくちゃ魅力的で引き込まれる

アドベンチャーゲームの面白さを決める要素で一番大きいのはストーリーなんじゃないかと思いますが、「Back to the Dawn」はめちゃくちゃストーリーが作りこまれていて、面白いです!!一つ一つのシーンにちゃんと意味があって、かなり緻密に構成されていることが良くわかります。

刑務所の中では色々な場所を調べたり、情報収集をしたりしながら過ごすのですが、他の囚人たちや刑務官との会話がヒントや新しいイベントにつながるきっかけになったりするので、先が気になってやめられなくなってしまうくらい、ストーリーに引き込まれます

刑務所内で手がかりを集め、特定のアクションを起こすことでストーリーが進行する。

ストーリー自体の面白さもさることながら、キャラクター一人一人の個性も非常に豊かです。刑務所の中には40名程度の囚人が生活していますが、みんなそれぞれ違う動物になっているんです!!すごくないですか!

他の囚人と仲良くなれれば、それぞれの過去を知ることができたり、刑務所からの脱出につながるようなヒントをもらえたりと、良いことがあります。

また、一度知り合いになった囚人とはアイテムの取引ができるようになります。囚人ごとに違うアイテムを持っているので、どの囚人と仲良くなるのかといったことも攻略に影響してくるところも面白いポイントです!

毎日点呼がある。この日は数名欠席しているが、これだけ多くの囚人が収容されている。
みんな違って、みんないい。

計画性・戦略性が必要で、深みのあるゲーム性

ゲームの目的は刑務所から出ることです。ストーリーの関係上、あるイベントまでの限られた日数で脱出を目指すことになります。このタイムリミットまでに刑務所から出られるように、計画的にゲームを進めていくことが必要になります。

刑務所の中では、特定のアクションを起こすたびに一定の時間が経過します。例えば、他の囚人と話したり、シャワーを浴びたり、歯を磨いたり、トレーニングをしたり。毎朝の点呼の時間と消灯時間を考えて、残りの時間を計画的に使う必要があります。

夜の休憩時間の様子。画面下・中央に所要時間が記載されている。

一方で、アクションを起こさなければ時間は経過しないので、じっくり落ち着いて考えながら遊ぶこともできます。焦らないといけないような場面はほとんどないので、そこはご安心ください!

限られた時間の中で、誰と仲良くなるのか、どこを調べるのか、何をするのか。刑務官にすり寄るのか、刑務所をのさぼるギャングにつくのか。ゲームの進め方は必ずしも一通りではありません。自由度が高く、プレイヤー次第で色々な攻略方法があるんです

刑務所の中で謎解きをしながら進めていくところがめちゃくちゃ面白い!!深みのあるゲーム性で、良い感じに頭が刺激されます!

完全、日本語対応!しかも自然で読みやすい!

「Back to the Dawn」は完全日本語対応されているので、英語にあまり慣れていない方でも全く問題なくプレイできます。翻訳も非常に自然ですし、ところどころに散りばめられているジョークも含めてかなりレベルの高いものになっています。

こういったゲームシステムの説明も充実しており、全て自然な日本語で読める。

アドベンチャーゲームって、メインストーリーやNPCキャラクターとの会話の内容をきちんと理解できないと面白みが薄れてしまいがちですが、「Back to the Dawn」では全て日本語で読むことができるため、100%ゲームの面白さを味わえますよ

親切でプレイしやすいゲームシステム設計

「Back to the Dawn」はオートセーブになっているので、特に自分でセーブする必要はありません。

ただ、プレイヤーによって進め方は様々ですし、時には来た道を引き返して別の道を試してみたくなったりします…よね?

そんな時にとっても便利なのが「記憶巻き戻し」機能です!チェックポイントとなるようなタイミングまでいつでも戻ることができるようになっています。色々なプレイスタイルを試してみたい方には非常にありがたいシステムではないでしょうか。

好きな時に、任意のチェックポイントまで戻ることができる。

また、ゲーム全体として操作方法やシステム面の説明が非常に充実していて、初めてでも全く問題なく遊ぶことができる仕様になっています。

このあたりの親切なシステム設計も「Back to the Dawn」の魅力の一つです!

「Back to the Dawn」のグラフィック

「Back to the Dawn」はドット絵グラフィックですが、これまた描き込みがすごく丁寧でめちゃくちゃ良いです!!

先ほどご紹介した通り、このゲームにはたくさんの動物が登場しますが、全て違う動物として描かれています。動物ごとの特徴がきちんと描き分けられていてリアルなんだけれども、デフォルメされた可愛らしさもあるのがすごく良いところです。

囚人たち。全部違う動物で、めちゃくちゃ丁寧に描かれているのだ。

それぞれの背景や建物などもすごく丁寧に描かれています。一部CGとも組み合わせて作られているのだと思いますが、ダイナミックな描写もところどころ見られ、ゲームの世界への没入感が非常に高いです。

私が特に感動したのは、大雨の日のイベントシーン

詳しいネタバレは避けますが、土砂降りの雨の中を主人公が手がかりを探すイベントがありまして、その時の雨や道路に溜まった雨水の描写がすさまじく良かったです!!

全体的にグラフィック、世界観の表現のレベルが高いと感じました。

スクリーンショットだけだと分かりにくいかも知れませんが、
実際のゲームではぬるぬる動いているのでめちゃくちゃ臨場感があります!

「Back to the Dawn」多種多様なパズル、ミニゲーム

ゲーム内の色々な場面で、複数のミニゲームが出てきます。ミニゲームをクリアすることでストーリーが進行したり、お金を稼いだり、目的のアイテムを入手することができるので、ゲームの攻略において必須ともいえる部分です。

例えば、刑務所内でお金を手に入れるためにはお仕事をする必要があり、このお仕事がミニゲームになっています。デモ版では「アイロンがけ」の仕事ができます。「アイロンがけ」はアイロンをかける服の種類に応じて決められた秒数をカウントする、というシンプルなもの。

意外性というか、これまであまりこういうミニゲームをゲームの中で見たことが無かったので、かなりユニークだなと思いました。感覚的に遊べるので面白かったです!

画面上のストップウォッチで決められた秒数(この場合は9秒)をカウントする。
ストップウォッチはカウント中は隠れてしまうので、体内時計でカウントすることになる。

ほかにも、ぐちゃぐちゃに配置されたブロックをひとつずつ動かして、最終的に一枚のきれいな絵になるようにそろえるパズルゲームもありました。

こんな感じで、ゲームの要所要所にミニゲームが用意されていて、ちょっぴり頭を使いながら飽きないように進めていける仕掛けがたくさんあるのもとても良かったです!

こちらはブロックを動かして絵にするパズルゲーム。制限時間があるが、やり直しも可能。

「Back to the Dawn」デモ版の残念ポイント

全体的に素晴らしいゲームだったのですが、一部ちょっと不満に思ったところもありました。

ただし、運の要素があるゲームなので、たまたま私の運が悪すぎただけなのかもしれません…

運要素が結構多い。サイコロの出目が悪すぎる気がする…

「Back to the Dawn」では、ミニゲームのほかに、さいころを振ってその出目でもってして成否を決める場面が多々あります。

例えば、先に電話を使っている相手を説得して順番を譲ってもらうときや、脱出のためにトイレを解体するとき、ある人物の部屋にわなを仕掛ける時などなどです。

刑務所の電話を譲ってもらうときもサイコロを振る必要がある。
この場合、8出目以上が出ないと交渉に失敗してしまう。

サイコロを2つ振って、特定の出目以上の目がで出ると「成功」、出ないと「失敗」になってしまうのですが、結構高出目が出にくかったような気がします。主人公の能力値や相手との関係性によって成功率を上げることはできるのですが、例えば成功率40%なのに何回やっても成功しなかったりして若干イライラしたことがありました。

デモ版なので、もしかすると進みすぎないようにブレーキがかかる仕様になっていたのかも?しれませんし、たまたまかも知れませんが、そもそも、運要素だけで貴重な「集中力」や「体力」がどんどん減ってしまう可能性があるという仕様はやや厳しいと思いました。

まとめ 

「Back to the Dawn」はものすごく丁寧に作りこまれた良ゲームの予感

「Back to the Dawn」はストーリーやキャラクター、グラフィック、システム全てが非常に丁寧に構成されており、かなり作りこまれている印象を受けました。現時点ではデモ版のリリースでありながら、既に完成度がかなり高いゲームです。

謎解きアドベンチャーらしいパズルやミニゲームなどのギミックが各所に散りばめられており、プレイするたびに違った攻略ルートがありそうで飽きの来ない作りになっていました。キャラクターもみんな魅力的で、それぞれに違った過去や背景があるなかで新しいストーリー展開が見えたりと、今後の開発が非常に楽しみです!

「Back to the Dawn」は現時点では2023年発売予定なので、引き続き楽しみに待ちたいと思います。当ブログでも攻略情報を書いていきたいと思いますので、是非またチェックしていただけたら幸いです。

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