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「Let's Build a Zoo」レビュー!かわいい動物園シミュレーションゲーム

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こんばんは。

突然ですが当方は動物園が大好きです。色々な動物を見るのが楽しいですし、動物園のレイアウトや展示方法などの工夫など、園ごとに異なる特色を見つけながら散策するのがとても好きです。

*ちなみに国内のお気に入りは多摩動物公園(特に昆虫館と蝶が舞うドーム!)、海外でのお気に入りは台北動物園(効率よく一周しやすい園内設計がポイント!)です🐘

 

そんな私が最近はまっているのが、Steamでリリースされている「Let's Build a Zoo」という動物園経営シミュレーションゲームです!

今日は同ゲームの感想をまとめたいと思います。興味を持っていただけたらぜひ購入・プレイしていただきたいオススメのゲームです。

*ネタバレはありませんが、スクリーンショットを使用していますのでご注意ください。

「Let’s Build a Zoo」概要

このゲームは動物園を自由に経営するゲームです。新しい動物の入手から動物の管理、従業員の管理、園内ショップの管理、園内の自由なデコレーションなど、ありとあらゆる仕事をこなしながら、多くの来場者を呼び込み、入場料を稼ぐゲームです。

経営シミュレーションゲームや、自由に園をデコレーションするサンドボックスゲームが好きな人にはたまらないゲームだと思います。

動物園を経営するというシンプルなゲームではありますが、動物の種類・バリエーションの保全、善/悪のモラルポイント要素や、動物のエサの配合、従業員の給与バランスやボーナス支給など、かなり変動パラメーターが多く、自由度ややりこみ要素が高いゲームとなっています。

また、ドット絵で描かれたユニークな動物たちも非常に可愛いので、見ているだけでも飽きません…はっきり言って、時間がどんどん溶けていきます

プレイ中の園内の様子(動物がめちゃくちゃ可愛いです)

良かったポイント① プレイヤーの仕事が驚くほど多い

園長としてプレイヤーがやるべき仕事が非常に多いです。本ゲームではゲーム中の時間が自動的に経過していき、園内の状況がどんどん変化していくので、忙しい時にはめちゃくちゃ忙しくなります。Amazon社のジェフ・ベゾス氏よりも忙しくなります。

例えば動物のお世話。時間経過とともに動物が繁殖して数が増えると、囲いが狭くなったり飲み水が足りなくなったりするので、個体数管理をするなどケアしなければいけません。また、動物ごとにエサの配分を調整(*動物ごとに4種類のエサが用意されており、それらの配分を調整することで動物の健康状況が改善または悪化する仕組み)したり、エサを注文するなど、非常に細かい管理が求められます。

また、従業員の管理も大事な仕事の一つです。求人を掲載し、従業員を雇用したあとも、給与の調整やボーナスの支給などによって従業員のモチベーションを維持する必要があります。

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さらに、来場者対応、より良い園内レイアウトやデコレーション、環境対応など、園長の仕事は多岐にわたります。常に園内の様子をモニタリングしながらプレイする必要があり、あっという間にリアル世界の時間が過ぎていきます。

良かったポイント② ”ちょうどいい”難易度

序盤こそ無理をするとすぐに破産(*正確にはローンを組むことになります)しますが、そこを乗り越えると滅多に経営難に陥ることはなくなると思います。

経営シミュレーションゲームではありながらも、金銭的にゲームが立ちいかなくなる場面はあまりなく、動物たちの管理や園内デコレーション等に思う存分集中することが可能です。

ゴリゴリの経営シミュレーションがしたいんだ!という人には物足りない部分もあるのかもしれませんが、ゆるくライトに動物園経営を楽しみたいというプレイヤーには丁度良い難易度となっています。

良かったポイント③ 癖になる、見事なBGM

ゲーム内BGMは、アップテンポの軽快な音楽から落ち着いた音楽まで数種類あり、いずれも記憶に残ります。また、BGMの合間に動物の鳴き声(SE)が聞こえてきて、本当に動物園にいるような気分にさせてくれます。

良かったポイント④ 科学と環境へのリスペクト

このゲームは随所に科学や環境へのリスペクトを感じられる要素がちりばめられており、そこが単なる経営シミュレーションゲームで終わらない大きな特徴だと思っています。

例えば、ハイブリッドアニマル。

動物園の動物たちは、通常アニマルシェルターやほかの動物園から入手することになりますが、ゲームが一定以上進行すると、”CRISPR”と言う仕組みをつかって、ある動物のゲノムと別の動物のゲノムを掛け合わせたハイブリッドアニマルを作ることができるのです!例えば、ウシとニワトリを掛け合わせて、Chicow(Chicken+Cow)のように…。

(*”CRISPR”は現実世界の「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)というゲノムを任意の場所で切り取ることができる遺伝子改変ツール、いわば”はさみ”のような技術からきていると考えられます。なお、「CRISPR-Cas9」を開発したエマニエル・シャルパンティ博士とジェニファー・ダウドナ博士は2020年ノーベル化学賞を受賞しています。)

また、環境について考えさせられるような要素もあります。ゲーム内では、動物園の運営によって使用した電力、水、排出したメタンガス、CO2などが数値として可視化されており、それらをオフセット(相殺)する仕組みも用意されています。園内で出たゴミの焼却・リサイクルや、木を植えることによるCO2の吸収など、環境問題への対応も考えながらサステナブルな経営も考えないといけないのです!

(*これはモラルポイントにも影響し、環境により良い経営をすれば「善」にふれ、環境を無視すると「悪」にふれますので、プレイスタイルにも影響します)

残念ポイント 一部、操作性が悪い部分がある

時々ではありますが、画面を動かせず視点を切り替えられなかったり、指定したい施設をクリックできないなどの現象が発生することがありました。

ゲームの進行に著しく影響を与えるようなものではありませんが、強いて言えば若干気になったので、残念ポイントとして記しておきます。

まとめ

動物が好きな人、動物園経営に興味がある人、遺伝子改変で謎のハイブリッドアニマルを作りたい人、純粋に面白い経営シミュレーションゲームを探している方などに大変オススメのゲームです。

癖になるBGMと動物の鳴き声を聞きながら、時に科学や環境問題にも想いをはせ、ゆるくてかわいい動物園を経営してみませんか🐻

当ブログでは「Let's Build a Zoo」の攻略記事を多数まとめています。

既にプレイ中の方も是非ご一読ください。

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